【見つけた図鑑◉植物】 アカミゴケ(地衣類)
●神社の灯ろうにはえていたアカミゴケ
去年、ある温泉街までドライブしたときに、たまたま発見したアカミゴケ。
先日も同じ場所までいって、生息を確認してきた。
下は、神社のみじかい参道にある灯ろう。
近づいていくと、奇妙なものが林立しているのが見えてくる。ジオラマで作ったミクロの森林のようでもある。
さらに近づいていくと、このアカミゴケがびっしりはえているのがわかる。
頭にちょこんとのった帽子のような赤色と、その枝ぶりから、最初に見たときは本気で(陸上のサンゴ?)というバカことまで考えたほどだった。
あまりに奇妙なものだったため、家に戻っていろいろ調べてみたところ、アカミゴケという地衣類(たぶん)の仲間だと知った。
しかし調べてみると、この地衣類の仲間は外見だけで見分けるのは難しいと判明し、最終的には遺伝子解析しないと同定できないらしいとわかった。
今年もちゃんと赤い帽子が見られてよかった。それにしても、何度見ても奇妙な植物だという印象は変わらないな。
下が、去年初めて見つけたときの記事。